11/13(木)命の紙芝居が開催されました

平成26年11月13日(木)、高邦会デイサービスセンター(ケアサポートハウス大川内)で大川ライオンズクラブ主催の「命の紙芝居」が開催され、ご利用者等約40名が観覧しました。この紙芝居は、実際に戦争を体験した方の話を題材に語り部の松井さゆりさんが制作したもので、今回『テレビの前の誓い』『生かされて』の2作が上演されました。

農純子さんによるキーボード演奏の中で松井さんの朗読が始まると、当時の情景を詳細に描いたイラストと心情豊かな語りに皆さん引き込まれていました。観覧した方の中には戦争体験者も多く、ご自身の経験と重ね合わせ、目に涙を浮かべる方もいらっしゃいました。

松井さんは「命の危険を感じて生活したことのない人が増えた今だからこそ、大変な時代を生き抜いてきた方々の生き様を伝えていくことがとても重要です。そしてお互いに思いやる心を持つことが本当の平和に繋がると思います」と力強く話しました。最後に参加者を代表して職員から「戦争を知らない世代にも身にしみる貴重なお話でした」との感想が述べられ、改めて平和について考え直す機会となりました。

 

   

 上演前のご挨拶               語り部の松井さゆりさん

 

   

 イラストはスライドに映しだされます     皆さん静かに聞き入っていました